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日本植物生理学会

“さらなる飛躍へ向けて”

 日本植物生理学会創立50周年記念の年会を、名古屋大学で開催することになりました。年会は、学会員にとって最も大きな事業です。このような記念すべき時に、名古屋大学で年会を開催できることを大変喜びに思います。

 植物科学は、生命の謎を探りたいという人間的なモティベーションに基づく科学の一つであるだけでなく、我々が直面している環境問題や食糧問題を根本的に解決する方途を提供する科学技術としての側面も持っています。植物生理学はその中核に位置しており、今日素晴らしい発展を遂げています。それは、日本植物生理学会50年の歴史の中で、諸先輩方の努力により築かれてきた大きな遺産に立脚して、多くの若手の研究者を含む会員の皆様方の献身的な努力によって作り上げられてきたものです。本年会は、50年の節目に開催されます。次の半世紀のスタートにふさわしい年会とするために、多数の優れたシンポジウムや学術講演及び関連集会が開催されるよう努力する所存でおります。

 さらに、年会会期中には創立50周年記念事業の一貫として「記念シンポジウム」が、学会本部の主催により開催されます。会員の皆様と共に創立50周年をお祝いしたいと思います。

 このような記念年会を成功させるために、名古屋大学の本学会員とともに、多くの会員の皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。

第50回日本植物生理学会年会
年会委員長 町田 泰則

第50回日本植物生理学会年会委員会

第50回日本植物生理学会年会委員会

2008 THE JAPANESE SOCIETY OF PLANT PHYSIOLOGISTS