日本植物生理学会では、一般市民の方に植物科学の面白さを知って頂くために、2003年より隔年で市民講座を開催してきました。今回は、市民講座 「植物科学をもっと楽しもう サイエンスライブ - 2009」 と名づけ、講演の第一部と簡単な実験の第二部ライブセッションの二部構成で、9月12日 (土曜日) に京都で開催します。
今年はチャールズ ダーウィンの生誕200周年に当たります。ダーウィンは進化論で有名ですが、彼の業績は進化論だけではありません。彼は1880年に 「The Power of Movement in Plants (植物の運動力)」という本を刊行し、植物が 「動く」 生き物であることを紹介しています。これにちなんで、第一部では、「植物は光を視て、動く、曲がる」というタイトルの講演と、第二部では 「植物の目の色を見る」、「植物を光で曲げてみよう」、「光で葉緑体を動かして葉っぱに文字を書こう」 というタイトルのライブセッションを行います。
会場の案内とプログラム
会場 京都大学・理学部2号館
京都市バス 「京大農学部前」 バス停の横 (北側) の門を入り、すぐ左手の建物です。
道順
<京都駅より>
地下鉄烏丸線で 「今出川」 駅下車、市バス (203系統・銀閣寺方面ゆき) に乗り換え 「京大農学部前」 下車。
または、
市バス (17系統・銀閣寺方面ゆき) で 「京大農学部前」 下車。
<阪急河原町駅より>
市バス (17系統・銀閣寺方面ゆき) で 「京大農学部前」 下車。
<京阪出町柳駅より>
今出川通りを東へ徒歩15分。
または、
市バス (17系統、203系統・銀閣寺方面ゆき) で 「京大農学部前」 下車。 |
開催日 平成21年9月12日 (土)
プログラム
12時00分 受付開始
13時00分~15時00分
第一部 講演 「植物は光を視て、動く、曲がる」
講演 1
「植物の目はどんな目」
大阪府立大学大学院・理学系研究科 徳富 哲
植物も外界の光を視るための 「光センサー」 を持っています。
それはどんなセンサーなのでしょうか?
講演 2
「植物が光を視て曲がるしくみ」
大阪市立大学大学院・理学研究科 飯野盛利
植物は光を求めて曲がることができます。これを光屈性と呼びます。
植物は何のために、どのようなしくみで曲がるのでしょうか?
講演 3
「植物が細胞の中身を動かすしくみ」
大阪大学大学院・理学研究科 高木慎吾
植物はからだ全体で光に反応するだけでなく、一つ一つの細胞が光を視ています。
葉緑体など、細胞の中身を動かすしくみはどのようになっているのでしょうか?
クイズタイム
講演に関連したクイズに答えていただきます。成績優秀者には記念品を進呈します。
15時00分~17時00分
第二部 ライブセッション
第一部の講演に関連した実験です。希望によりいずれかの実験に参加していただきます。
実験 1
「植物の目の色を視る」
植物の目に存在する光センサータンパク質の色を観察し、その 「吸収スペクトル」 を測ってみます。
実験 2
「植物を光で曲げてみよう」
オートムギなどの芽ばえを用いて、実際に植物を光で曲げてみます。
ダーウィンの実験なども再現してみます。
実験 3
「光で葉緑体を動かして葉っぱに文字を書こう」
強い光が当たると葉っぱの細胞中の葉緑体が細胞の縁に逃げます。
この反応を顕微鏡で観察し、これを利用して葉っぱに文字を書いてみます。
お問い合わせ
日本植物生理学会
〒602-8048 京都市上京区下立売通小川東入
TEL: 075-415-3661
FAX: 075-415-3662
E-mail:

主催 : 日本植物生理学会
平成21年度科学研究費補助金研究成果公開促進費補助事業 (2153001)