「東日本大震災で被災した研究者の研究遂行に関わる海外および国内移動に対する支援事業」 について

[ 9月2日現在、募集受付継続中 ]

 日本植物生理学会会員の皆様

 東北地方太平洋沖大地震およびその後の大津波の発生から4ヶ月を過ぎましたが、未だ被災された方々には問題が山積している状態でありますこと心よりお見舞い申し上げます。

 日本植物生理学会では、これまで東日本大震災により被災した会員への支援を検討してきましたが、この度表題で示しました支援事業を始めることとなりましたのでお知らせいたします。
 当学会では2011年度仙台年会の参加登録費および懇親会費の返金に際して、それぞれ学会および被災者支援への寄付をお願いいたしました。その結果、多くの方からご賛同をいただき、学会への寄付として約500万円、日本赤十字社を介した被災者への寄付として約270万円がこれまでに寄せられています。 (近々、最終結果の報告をさせていただきます。) また、寄付に添えられたご意見として、被災した会員の研究への支援を望むものが多くありました。そこで、今回この学会への寄付の一部を活用し、被災した会員に対する支援事業を行なうことといたしました。さらに、第21回国際シロイヌナズナ研究会議 (ICAR2010) 開催準備委員会から若手研究者への支援として60万円の寄付をいただいております。これに関しても、当事業に使わせていただくことにいたしました。
 学会による被災した会員に対する支援につきましては、去る5月7日の評議員会で執行部へ一任とされており、本支援事業はその一環となります。今回の事業では、震災直後から国内外の研究機関による被災した研究者への研究継続の場の提供の申し出があったことなどを考慮し、研究者の海外および国内移動に対する支援としました。学会では今後とも被災した会員に対する支援を検討してまいりますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。

平成23年7月25日
日本植物生理学会
会長  篠崎 一雄

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 以下に今回の支援策の詳細を記します。該当される会員の方々のご応募をお待ちいたします。

「東日本大震災で被災した研究者の研究遂行に関わる海外および国内移動に対する支援事業」

(趣旨など)
・ この度の東日本大震災により直接的および間接的に支障が生じた研究の遂行のために、海外渡航、または国内移動を要する研究者 (会員) に対して経済的支援を行なう。
・ 資金は学会から140万円と第21回国際シロイヌナズナ研究会議 (ICAR2010) 開催準備委員会からの寄付による60万円を合計した総額200万円とする。

(支援対象者および支援内容)
・ 支援対象者は、被災のために研究に直接的および間接的な支障が生じた会員、および会員を指導教員とする学生とする。
・ 支援は、この度の東日本大震災により直接的および間接的な支障が生じた研究の遂行のための旅費、滞在費、および人的移動に関する経費に対する補助とし、一件の補助額の上限は海外の場合は50万円、国内の場合は10万円とする。なお、支援対象者が多数となった場合には支援総額内でそれぞれの支援額を減額するものとする。
・ 被災により支障が生じた研究の遂行のために、既に海外および国内移動を行なっている場合も支援の対象に含める。また、採択後に移動を行なう場合には、採択後概ね1年以内に本支援金を執行するものとする。

(応募方法)
・ 応募者は、指定書式の応募申請書に必要事項を記入のうえ、e-mailの添付書類または郵送にて締切り日までに日本植物生理学会事務局へ送付する。なお、会員を指導教員とする非会員学生の場合は指導教員を通じて応募するものとする。
指定書式: 応募申請書 (Word) または 応募申請書 (pdf版)
送付先: 日本植物生理学会事務局 「被災研究者支援事業」 申請係
e-mail: jsppnacos.com
郵送: 〒602-8048 京都市上京区下立売小川東入
 e-mailにて申請書の受領をお知らせしますので、確認してください。
締切り: 平成23年8月22日 (月曜日) 必着

(審査など)
・ 審査は常任評議員が行なう。
・ 採択後、支援対象者に速やかに支援金を支給する。

(その他)
・ 応募締切り後に残余資金がある場合には、平成23年12月末までを目処に募集を継続し、先着順に審査して残余資金の範囲内で支援を行い、残余資金がなくなり次第募集を終了する。